本文へスキップ

アクラ建築設計事務所は自然エネルギーを大切にし環境に優しい設計を目指します。
  2011年は特に耐震補強工事に力を入れます。

TEL. 011-694-0779

〒006-0852 北海道札幌市手稲区星置2条5丁目4ー21

これって大丈夫?素朴な疑問のページHEADLINE

昨今の建築技術、工法に疑問に思うこと、不安に感じることを発信していきたいと思います。

ここのページは同時にブログにも載せます。
  • オール電化住宅の不安・・・・・その1

     このテーマはどの様に書いたらいいか正直難しいところである。震災が起きるまで、施主の希望によっては採用してきたこともあるし、またリフォームでも、特に福祉施設では安全性の観点から灯油式給湯ボイラーから電気温水器に変更したこともある。グループホームでは全ての暖房熱源を電気オイルパネルヒーターにした場合もある。住宅も福祉施設もより高い安全性という理由でオール電化の設備、つまり電気暖房ボイラー、IH調理器、電気温水器等を導入してきたのである。中にはオール電化をしたくとも全体の予算の理由で給湯も、暖房も灯油式のボイラーになったこともある。今もそうであるがオール電化は最初の設備費が、非オール電化と比較して実勢価格が1.5倍から2倍くらい高くなるのだ。だからその頃の私は、施主の希望と予算のよってオール電化の導入するしないを決めていた訳で、私の専門家としての確固たるものはなかったと思う。建物に供給される電気はどの様に作られたものであるのか、どんな発電システムで届けられているのか。また震災が起きた時、停電になった時何が起こるのかをほとんど考えていなかったというか、予想することを止めていたと思う。私も当時はそんなことは起こらないし、起こったとしても数時間で簡単に復旧するものだから、心配する必要はないと。しかし最悪の事態が起こってしまった。原発震災である。大地震によって原発が事故を起こし多くの放射能が放出し、多くの原発が停止した。 そして停電が発生し10日間以上続いた地域もあった。オール電化住宅は、暖房も給湯も調理もストップし大変寒い中を我慢しなければならなかった。また暖房に限ってみると、灯油式ボイラーによるセントラルヒーティングも、灯油のFFストーブも、ガスストーブも電気がないと稼働しないので、オール電化住宅以外でも同様であったと思う。この様に現在のほとんどの住宅は電気がなくては機能しない構造になっている。電気がなくては動かない、災害時に弱い住宅になっている。北海道で厳寒期に今回と同様の地震が起こったらどうなるか?凍死する方が大勢起こることはまちがいないであろう。災害時に強い住宅とはどんな住宅かを考えてみたい。それにしても大手住宅メーカーは未だオール電化は安全な住宅だと言って進めているので、改めてオール電化の住宅の問題点をひとつひとつ考えてみたいと思う。      2011.6.18記
  • 今の外壁改修方法について ・・・・・その2

     
     前回の続きである。外壁の改修方法は、ひとまず既存の外壁材を剥がして内部を見た方が良いと書いた。今回は私のおススメである。そのとき同時に耐震性アップの工事をしてみたらどうだろうか?これを勧めるのは外壁を剥がしているので、耐震性アップのために軸組みの外側から構造用合板を貼るのは、いとも簡単であるからだ。軸組工法の場合耐震壁は通常筋カイ(木材の斜材)やボード、合板類によって剛性を出す。構造用合板をお勧めするのは、厚さ7.5mm以上のものを貼るだけで、2.5倍の壁倍率を確保出来るのだ。外周壁を全て構造用合板を貼るだけで、既存の耐震性を飛躍的に向上させることが出来る。家全体で考えても1.5倍以上今までより強化させることが出来るのではないか。大体築20年前後の建売住宅などは基準法で定める耐震性をぎりぎりに確保しているのに過ぎないものが多くある。建て売り住宅だけでなく注文住宅でさえも結構あるものだ。要するに建てる工務店、建設会社の社長の考えで決まるのだ。ただ建築基準法の数値をクリアすれば良いという考えが多く広がっている。少しでも工費を安く抑えるために。だから結構ぎりぎりが多いのだ。建築確認は数値がとにかく満たしていれば必ず降りる。だから基準法満たしていても震度6を超えるような地震が起きた場合、たとえば新潟中越沖地震の場合多数が倒壊したのだ。建物の強さはやはり安全率を十分に余裕を持つことが重要であり、構造耐力壁の配置バランスもとても重要なのだ。品確法では建築主が耐震性を判断しやすいように3段階の耐震等級を表示している。基準法通りが等級1、その1.25倍が等級2、1.5倍が等級3である。地震が多くなっている現在では等級3を超えることを目指すべきであろう。外壁改修工事では是非とも耐震性を向上させる工事を同時にしたいものだ。 2011.6.14記

       

バナースペース

アクラ建築設計事務所

〒006-0852
札幌市手稲区星置2条5丁目4ー21

TEL 011-694-0779
FAX 011-694-0098