サービス

業務内容と考え方

基本的にジャンルを問わないが、今までキリスト教会を中心に、個人住宅、介護施設、小規模病院、事務所、工房、小規模商業施設、ホテル等の宿泊施設など手掛けております。。
私たちは、自然エネルギーを積極的に取り入れた、省エネルギーで環境にやさしい住まいづくりを大切にしています。 パッシブソーラー設計や、太陽光パネルによる発電の導入はもちろん、住宅では薪ストーブなど、電気や灯油に過度に頼らない暖房方法もご提案しています。 実際、我が家ではセントラルヒーティングと薪ストーブを併用しており、自然の力を活かした心地よい暮らし方を日々実感しています。 また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、災害時や停電時にもある程度の電力を確保できる住まいをご提案しています。 非常時にも冷静に、安心して暮らせる「自立型の住まい」こそ、これからの時代に必要な建築のあり方だと考えています。 さらに、構造の安定性を損なうような極端に大きな開口部や、過度に奇抜なデザインは避け、安心・安全と美しさが両立した、長く愛される建物を目指しています。
今ある建物に、もう一度命を吹き込む。
それが、私たちが考えるリノベーションです。
耐震補強や断熱改修など、見えない部分を整えることで、住まいに安心と快適を。
そして、間取りやデザインを思い切って見直すことで、これまでとはまったく違う、新しい暮らしの風景が広がります。
リフォームは、単なる修繕ではなく、「今」と「これから」にふさわしい新しい価値を生み出す創造のプロセス。
実際、近年では新築よりもリノベーションを選ぶ人が増えています。
愛着のある住まいを、今の自分にフィットするかたちへ。
これからの暮らしを、もう一度デザインしてみませんか?
競売物件には、価格面で大きな魅力がある一方で、「よく分からなくて不安」「手を出しづらい」と感じている方も少なくありません。
実際には、裁判所の資料や現地の状況を専門家の視点でしっかり確認すれば、リスクを抑えたうえで有望な物件を見極めることも十分に可能です。
私たちもこれまでに競売物件をいくつか手がけてきました。今後は空き家や相続物件の増加にともない、こうした物件はさらに身近な選択肢になってくると感じています。
もし競売物件の購入に興味をお持ちであれば、お気軽にご相談ください。
入札すべきかどうか、また購入後の活用方法についても、設計・建築の視点からアドバイスさせていただきます。
技術的なこと
現在、当事務所では灯油式の直圧式ボイラーを推奨しています。近年のモデルは熱効率が大幅に向上しており、4人家族の場合、給湯に使用する灯油の年間消費量は約300リットル程度。これは暖房用灯油のおよそ1/4~1/3の消費量で済みます。直圧式は、お湯を使うときにその都度加熱する方式のため、待ち時間が少なく、新鮮なお湯を効率よく供給できます。また、灯油は価格変動はあるものの、寒冷地では安定した熱源として信頼性が高いのも利点です。
さらに、環境負荷を抑えつつ給湯エネルギーを節約する方法として、太陽熱温水器との組み合わせもご提案しています。日照のある季節は、太陽の熱だけでお湯をまかなえる日も多く、灯油消費を大幅に削減できます。
当事務所では、寒冷地・北海道の暮らしに適した全室暖房を基本としています。
主な暖房方式は以下の通りです。
セントラルヒーティング(灯油ボイラー+温水パネル)
家全体を均一に暖める、安定性と快適性の高い暖房方式です。
床下暖房(灯油ボイラー+1階床下空間暖房)
1階床下全体を暖めることで、足元からの暖かさが家中に広がります。高気密・高断熱住宅と相性が良く、室内温度差を抑えられます。
薪ストーブによる全室暖房
オープンプランを前提に、家全体を柔らかく暖めます。薪は再生可能エネルギーで価格変動が少なく、札幌近郊でも入手可能です。薪の確保や積み込みといった手間はありますが、それを暮らしの一部として楽しめる方には、心身ともに温まる格別の暖房です。
さらに、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを導入することで、日中に発電した電力を夜間や停電時にも活用可能です。これにより、灯油や薪の消費を抑え、暖房費の節約とCO₂排出削減、そして災害時にも強いエネルギー自立性を実現します。当事務所では、ライフスタイル・ランニングコスト・環境性能のバランスを考慮し、お客様に最適な暖房方式をご提案します。
外壁は外装材の下は壁内結露を防止するため通気層18㎜から24㎜をしっかり設けることにしてます。外壁材は、ひび割れがなく耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用することが多いです。もちろんタイルレンガも予算があれば使用したい素材です。屋根板金下地は結露しやすいので、下地保護のためFP板20㎜を上貼りします。
当事務所では、住まいの安全性を最優先に考え、耐震等級3(最高等級)相当の性能確保を目標としています。
耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の耐力を持ち、大規模地震の後でも継続して住み続けられる水準です。
外周部には構造用合板 t=9mmを外貼りとし、断熱欠損の原因になりやすい筋交いの使用は最小限に抑えています。筋交いは、断熱性能に影響しない内部構造壁に限定して配置します。また、耐力壁の配置は、建築基準法が定める必要壁量の少なくとも1.5倍(50%増し)を確保。これに加えて、許容応力度計算(構造計算)を行い、壁量・バランス・接合部の強度を総合的に確認します。このような設計方針により、想定を超える地震動にも耐えうる、強く、長く安心して暮らせる住まいを実現します。
当事務所では、木造在来軸組工法を採用しています。
これは日本の気候や風土に適した伝統的な構法であり、将来的な増改築やリフォームにも柔軟に対応できる、長く安心して住み続けられる工法です。私たちは、可能な限り地域で育った木材を活用しています。地域材は輸送エネルギーが少なく環境負荷を軽減できるだけでなく、地元の気候条件に適しており、家の耐久性にも貢献します。また、構造材の美しさを活かすデザインを心がけ、主要な柱や梁を見せることで、空間に温もりと力強さを与えています。構造が視覚的に確認できることは、耐久性や耐震性への安心感にもつながります。環境への配慮と、日本の木造建築の魅力を融合させたこの工法で、快適で長寿命な住まいをご提案します。
断熱樹脂サッシ ペアガラス アルゴンガス入り LOW-E仕様 又は断熱樹脂サッシ トリプルガラス アルゴンガス入り LOW-E仕様 又はアルミ木製複合断熱サッシ トリプルガラス アルゴンガス入り LOW-E仕様 玄関戸 断熱アルミ樹脂複合玄関戸 2重ロック式 既製品使用 又は木製断熱戸 2重ロック式 製作物
水廻りは基本的に第三種、居室は第一種換気(熱交換型)の併用として、メンテナンスをしやすくしダクトが長くなるセントラル方式は採用しないように考えます。
相当隙間面積0.5/㎡以下 気密測定あり。窓周り、換気孔周りを100㎜幅の気密テープ、土台と基礎を発泡ウレタン充填、先貼り気密シートにより各部位の気密を向上します。
家全体の断熱等級5を目指します。Ua=0.40 以下札幌市の場合(2地域/延床面積120㎡程度を想定)ZEHレベル 壁 GW100㎜24K+FP75㎜外貼り 基礎外断熱 床下を内部と考える場合は外断熱をします。FP75㎜外貼り、凍結震度が深い場合はスカート断熱をすることで、基礎深さを低減することも出来ます。この工法は1階床下全体を床暖房する場合に採用します。 床断熱 床下を外部と考える場合は床で断熱します。水位が高い場合とか、基礎工事に余りお金をかけれない場合です。FP40㎜を最下にGW150㎜を載せます。この場合FP板は防風層の役目をし床下の冷気を食い止めます。 天井断熱 小屋裏を使用しない場合天井断熱します。吹き込みグラスウールは施工性の面では有利ですが、リフォームの際は再利用できず厄介なものです。GW100㎜24Kを3枚重ねにして丁寧に敷き込みます。 屋根断熱 小屋裏を利用する場合は、天井では断熱せずに屋根裏で断熱します。天井断熱と同様にGW100㎜24Kを3枚重ねにして丁寧に敷き込みます