耐震性の確保
当事務所では、住まいの安全性を最優先に考え、耐震等級3(最高等級)相当の性能確保を目標としています。
耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の耐力を持ち、大規模地震の後でも継続して住み続けられる水準です。
外周部には構造用合板 t=9mmを外貼りとし、断熱欠損の原因になりやすい筋交いの使用は最小限に抑えています。筋交いは、断熱性能に影響しない内部構造壁に限定して配置します。また、耐力壁の配置は、建築基準法が定める必要壁量の少なくとも1.5倍(50%増し)を確保。これに加えて、許容応力度計算(構造計算)を行い、壁量・バランス・接合部の強度を総合的に確認します。このような設計方針により、想定を超える地震動にも耐えうる、強く、長く安心して暮らせる住まいを実現します。